うつ病が治るみちのり

       

               

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治るための道のり


いつになったら治るのか?


まず、最初に、
「鬱、不安症、自律神経失調症などは治ります。大事なのは治ることを疑わないことです」

しかし、この病気で苦しんでいる間は、自分の思考力や判断力さえも狂います。いつもの自分なら瞬時に理解して判断して苦しみを乗り越えてきたはずなのに、それが出来ないのです。それが鬱です。だから苦しみます。ただじっとしていても、呼吸をすることさえ苦しいのに、冷静にいつになったら治るなど信じられようもありません。そこがこの病気のつらさでもあります。

うつ病のつらさは、良くなってもまた悪くなるのを限りなく繰り返すこと

多くの人が、つらい中でも時に(周期的に)気分が良い日も現れます。しかし、翌日から数日後にはまた悪い状態に戻っていきます。これが本当につらい繰り返しです。何度も落ち込みます。ですが、この過程を通り過ぎないと回復はありえません。しかし、数ヵ月後、半年後、1年後になると、同じ繰り返す状態の中でも次第にステージがあがってきていることに気がつきます。大丈夫です。それを信じて、治ることを信じて進みましょう。

回復する道のりを描く

青空イメージまずは大まかに治るまでの道のりを知ることが大事だと思います。でないと、苦しくて毎日耐えられないでしょう。しかし、いつ頃になれば開放に向かうとか少しでもわかっていればそれにむかって耐えることができます。うつ病は、半年や1年は楽にかかります。早く治っても再発しやすいので、長い目で治す感覚でいないと途中でまた自分から目的を見失って、悲惨な毎日に戻ってしまいます。

私の場合、本当にひどいうつ病、不安症、自室神経失調症があり、その上、デパス(ベンゾジアゼピン系の抗不安薬)依存とやめた時の地獄のような離脱症状があったため、少し治ってきたのではないかと思えるまでにまる2年、そして「ああ、よくなりつつあるんだ」と実感するまで3年、治ったんだと思えるまでさらに半年かかっています。

おそらく私ほどの重い症状まで背負っている人は少ないでしょう。もちろん、もっと重い症状でいる人もいるでしょう。ただ、こんな風に時間がかかってくることをまず理解しないと毎日耐えていけないのです。医者は、あまりいつころ治るとか、どうすれば治るなどまでは言いません。薬を出すだけです。相談しても、たいていは「認知行動療法」という理論的な処置をしてきたりしますが、ではそれで治るかどうかまでは全くわかりません。悪い療法ではないでしょう。ただ、本当にそれだけでは治らないのです。だからまたしても「ああ、やっぱりダメだ。治らない」と激しく落ち込んでしまうのです。

それはうつ病になったことすらない精神科の医者が、理論的に覚えた方法で処置してくるからそうなるのかもしれません。あまり悪い話をしたくはないですが、医者に本当に愕然とする処置をされたことなど何度もあります。単にペーパーワークの回答をして、それで診断・・とか、話しを聞いてくれないどころか持論を語るだけの医師、またあきらかに適当に「いつも出す薬」を出して終わる医師など本当に怒りすら覚えることもありました。今思えば、医師が悪いのではなく、この病気には本当に効果的に対処することができないのかもしれません。

結果、私の場合、あまり医者そのものを信じられなくなりました。最後のほうになって、本当に理解して話してくれているなあと思える医師に出会いました。それは幸運だったと思いますが、たった一人でしかありません。まして、そのたった一人の素晴らしい医師ですら、どうすればいいかという治すまでの青写真はなかなか提示してはくれませんでした。おそらく精神科の医療の限界がそこにあるのだろうと思います。

その医師が言いました。「薬では本当にこの病気は治せません」

これは正しいのだろうと思います。自分で時間をかけてでも治す、ということが基本のスタンスなのだろうと思います。

この病は、自分で治癒への道のりやどうすれば治るか、何故こんな病気になったのかを理解する必要があります。自分自身の認知行動療法です。大げさに考える必要はないです。しかし、こういう理由でこうなった、だからこうする。これをするとよくなる、だからこうする。この症状はこういう理由で起きる、だからこうして安心する・・・。など、一つ一つの不安をほぐして、安心をもちながら治癒を信じて進むことが大事です。不安に覆われるのではなく、「この不安はこうして起きる。だから心配しなくていい」こうして自分を納得させて、安心を取り戻していくことになるのです。


不安を受け入れて立ち向かう


ヒマワリイメージこの病気は、良くなったと思う日も現れます。しかし、それがまた終わって、悪いほうに戻ってしまうのです。それが本当に苦しいです。その落胆は本当に奈落の底におちたような気持ちになります。不安は増してゆき、心がどんどん弱くなります。私もここで負けそうになりました。

不安は波のように襲ってきて、どんどん大きくなります。消えるどころか、毎日何かしら不安が襲ってきます。数ヶ月どころか1年やそれ以上は、不安に対処できませんでした。ちょっと風邪をひいたかと思うとそれだけで巨大な不安になったり、小さな痛みがあったと思うと、それを不安に思いさらにその痛みは拡大していったり。どうやっても不安は消えてくれません。

(この悪循環は、脳の誤作動を引き起こし痛みをさらに拡大し自律神経を完全に乱します。これについては自律神経や脳の誤作動のページで詳しく書きます)

しかし、どんなにがんばってもそれも明日からなくなりはしません。
不安はすぐには消えませんが、不安があっても死ぬことはありません。不安があっても、それは自分自身の心の一部です。不安に立ち向かったり逃げようとしても、それはなくなってくれません。今の自分でしかないからです。ならば、静かに受け入れておけばいい、そう気づきました。それでも決してすぐに不安が消えては行きません。しかし、自分の中の不安というパーツを、そっとしておいてあげるわけです。そうすると、不安が役目を終えてだんだんゆっくりと消えてゆきます。そしてそれを繰り返していくと、次第に不安に負けない心が蘇ってきました。

不安、悲しみ、怒り、あせり、などうつ病はすべての感情が一気に爆発します。だから別人になります。泣きわめいたり、異常に怒ってみたり、いつもの自分ではないのです。

そこにある感情は、自分の中にあるものが、いつもは引き出しのなかにあるはずのものです。それが、引き出しが壊れてしまったため、一気に外に出てくるのです。

だから、外に出てきてしまった感情というパーツをあわててしまいこもうとしないでいいのです。そのままにしてゆっくり自分で元の引き出しの中に戻るまでほっておいてあげれば(受け入れてあげれば)いいのだと思います。

それは時間がかかります。しかし、いたずらな感情に振り回されるほど余計に感情はまた引き出しから出てきては暴れます。時間をかけて、受け入れながら、そのざわめきが落ち着くのを待ちましょう。非常につらい時間です。じっとしているだけでも、苦しい時間です。でも、治るためには時間が必要です。あわてることは、感情に負けていくことであって、感情を自分でコントロールできていないということです。座して過ぎ行くを待つ、つらく難しいのはわかりますが、そのくらいの気構えで感情を静かに見守りましょう。感情はだんだん元の自分の引き出しの中に戻ります。

大丈夫です。感情をまた自分でコントロールできるようになる時が必ず戻ってきます。

治るまでの道のりで参考になる書物

治るまでの時間の流れをよく書いている本があります。私もこの本は何度も何度も読んで、自分の心に治るまでのロードマップを記憶させました。そしてそれを信じて毎日を耐えながら時間を過ごしました。この本すべてが正しいかどうかわかりません。ただ、どのような治り方をするかをわかりやすく書いています。治るまでこうして進んでいくということを理解してみましょう。耐えることが少しだけ前向きになってきます。

うつからの脱出―プチ認知療法で「自信回復作戦」

‐薬に頼らずラクになる‐やさしいうつの治しかた


何十冊という本を読んで、どこかしらから治る方法を得ようとしました。ほとんどダメでしたが、治る道のりに関してはこの本の作者はとてもよく理解しているなあと思いました。病が終わってからの感想です。


アダルトチルドレン(子供の頃にPTSD)が原因にもなる

痛みのイメージ2冊目の「薬に頼らず〜」のほうの書物は、もしあなたが子供の頃や若き頃、親や大人の虐待を受けていたりして心に傷を負っていた過去があったりするなら読んでみるといいでしょう。アダルトチルドレンといいます。子供の心が消えなくなってしまった大人のことです。この目に見えない深いところにある傷が、うつ病や不安症の原因であったり治癒が遅れる原因であったりするのがわかってきています。

この本は治り方の時間軸の説明とともに、その心の傷の対処方法も説明してくれています。私はアダルトチルドレンだったことがわかりました。この本で完全になおったわけではないですが、深いところにある原因を癒してからだんだん少しずつですが楽になってくのはわかりました。

*アダルトチルドレンには、その症状で悩む人があつまる自助会もあります。ネットでアダルトチルドレンやACと検索すると、いくつか紹介されています。そこに出席して過去の傷を吐露することで、治癒に向かう人も実際にいます。


治るまでどうすごすか


では、長い時間がかかるうつ病や不安症の治療のためになにをすればいいのか、ということについて少し自分の体験上で楽になったことを書きます。ただ、この中のどれであってもやってすぐに効果があったかというと、即効性はゼロです。

翌日から楽になれるのは、おそらく効き目のある薬に出会ったときだけかもしれません。自分にあう薬があってそれを服用しているのであれば、そのまま医師のアドバイスの通り治るまでの道のりを進めばいいと思います。このサイトにこだわらないでください。

しかし、薬でもあまり効果がなく、どうしていいかわからなくなったら少し面倒でも読んでみてください。何かしらヒントになれば幸いです。

薬は手助けになってくれても完治するには自分の身体が治す


自分にあう薬があれば、服用しながら気分を取り戻して行って、しだいに薬がなくても大丈夫な強い心にしていけばいいでしょう。最後はやはり薬ではなく、自分の意思でしかないのです。

では、薬でどうしてもダメな人、効果がない人はどうすればいいでしょうか。
私の場合は、だんだん薬への拒絶反応が出るようになって精神科の薬だけでなく内科の薬でも何でも身体が拒絶するようになっていってしまいました。他に、デパスという薬で地獄のような依存と離脱症状がでて、薬への恐怖心も激しくなりました。結果として、薬なしで治すという方法を選ぶしかありませんでした。

治るまでの間、効果があったと思うこと

■運動

おそらく運動が一番よかったと思います。私の場合、毎日30分を2回、合計1時間走ったり歩いたりしました。野球やテニスのような誰かと一緒にやるスポーツのほうがメンタルにはいいという面もあるようです。しかし、持続性のあるウォーキングやジョギングなどのほうが、身体全体の循環機能を上げ代謝運動する人を促進するにははるかに効果があります。そして何よりも、持続性のある運動のほうが、脳を明るく保つホルモンであるセロトニンが分泌されます。運動(ジョギングなど)をしたあと、気分が明るくなると思います。それはこのためです。

このことは科学的にも証明されていて、いかに脳の健康に運動が役立つか、いや、運動だけが脳を元気にするかがわかってきています。うつ病は脳が作動を停止してしまっている状態です。それとともに、身体も動かなくなります。脳と身体は連動しています。だから、無理してでも身体を動かしてやると脳もそれにつられて動き出します。セロトニンも分泌されます。そして、停滞していた脳は動き、機能が死んでしまった脳のパーツの修復さえ可能になるきっかけを作ります。

もちろん、私は学者ではないので断言はできません。しかし、これは私の体験談でもあります。

私も最初は疑心暗鬼でした。どうせなにをやってもダメだろうと思っていました。もし、同じように疑いがあればまず1日30分から1時間の運動を1週間だけしてみてください。何か変わると思います。そしたらもう1週間、それでまた変わったら、1ヵ月までやってみてください。その頃には、運動がなにか楽しくなってきます。なぜなら、苦しかった頭が楽になってくるからです。あれだけ動かない頭、もう耐えるだけのつらい思考力のない脳が、なにか楽になってくるのです。ほんの少しずつです。ですが、私は効果が感じ取れることも確かにありました。

運動がいかに効果があるかを理解するための本

もし、それでも最初から疑いがあるなら次の本を読んでみてはいかがでしょうか。分厚い本ですが、気になるところを拾い読みしてるだけでもいいです。劇的な運動の効果が書いてあります。そして、必ず病から立ち直る突破口になる情報があります。

脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方

趣味・好きなことに没頭する

これは当たり前かもしれませんが、好きな趣味をやっているとき、人は幸せです。幸せな時間があると、脳がセロトニンを出してくれます。病気も忘れます。脳の健康のためには、いつもの明るい自分の時間を多く持つことはとても大事でした。

好きな音楽すら聴こうとしないほど、うつの時は心がふさぎます。なんとか、そんなときでも好きなことに手を伸ばすしかありません。本当は好きなことであるなら、少しずつやり始めれば、また心が動き始めます。

私の場合、ギターやピアノを弾くことが好きで、その時間だけは没頭できました。それが、手先を動かすことで脳を刺激することにもなり、同時に音に感動したり演奏できたときに達成感を思い出したりして、少なくともその時間だけは楽になれました。

もちろん、それが終わってしばらくしするとまた落ち込んだ自分に戻ってしまいます。それも耐え難くつらいことです。しかし、この「脳が幸せな時間」をできるだけ何度も作っていくことは重要でした。その「幸せな時間は楽なんだ」ということを、思い出さないといつまでも暗黒から出て行こうとしない能なのです。なんとしても楽しい時間を定期的に入れました。

昔の友達と酒を飲んで話すと、その時間は楽しくてうつ病や不安症も引っ込みました。しかし、それが終わるとまたつらい時間がやってきました。同じように、なんども無理にでも友達にあってもらいました。その友達も少しだけうつ気味だったので、偶然ですがお互いに必要だったのも助かりました。

とても信頼した精神科の医師に最後に言われました。
「少しばかり楽しい時間があっても、またすぐに悪く戻ります。しかし、それは継続するほうがいいでしょう。そして、なにより大事なのは、あなたがまた昔のように生きがいを感じるほどの新しい自分を発見することです。そうすると、すべてがきれいにリセットされます」

この言葉は効きました。その通りだと納得しました。考えればわかることかもしれません。しかし、思考力・判断力もない病気です。ハッと気がつくような言葉というのは、タイミングも大事なのでしょう。私にとっては、良い医師との巡りあいができました。

私がうつ病になったのは、1週間や1ヵ月の生活でなったのではなかったのです。数年間、かなり長い間だんだんなにか生活の歯車がくるって活力を失い、生きがいがなくなり、活発だった自分はいつのまにか将来を不安視するだけになっていました。長いストレスと悪循環を経て、結局この病気になったのです。

目先の少しの環境を変える程度では、そう簡単に治るわけもないのです。医師の言葉は正しいと思いました。「楽しいことをどんどんやるのは必要だけれど、それで即効で治ることはない。自分の根本的な姿勢をもう一度リセットしよう。もう一度、なにかに向かって生きよう」。いままで生きる力さえなくなっていた私は、少しずつそんな気持ちに戻っていきました。

おもいっきり感動する、泣く

セロトニンホルモンは楽しいだけでなく、感動したりして泣くことでも生産されます。泣くと不思議にスッキリします。ホルモンのせいです。なので、私はしばしば好きな映画を見ました。

感動できる映画を見て、劇的なスポーツを見たりして、大好きな音楽を聴いたり、本を読んだり、テレビのドラマでもいいしドキュメンタリーでもいいのです。心を動かして平気で涙を流してしまうと、固まってコチコチになった脳が少しだけゆるみました。それを繰り返しました。

今思い出すと、本当につらい毎日でした。戦いでもありました。心だけでなく、身体もガタガタでした。でも、ひとつづつ、すこしずつ。それだけでした。

自分に言い聞かせる言葉を録音して毎日聞く

不安は毎日量産されていました。いくらでも不安になりました。治るかどうかわからない不安。身体がガタガタになっていく不安。激しい痛みと戦う不安。新しい痛みが生み出されるたびに不安は起きました。そして頭の誤作動が激しくなり、脳が暴走してしまっていたと思います。

それを沈めるため、自分で自分に言い聞かせるためいろいろな録音をして毎日朝も昼も寝る前にも聞きました。「お前は弱くない。本当はいつもつよかったのを思い出そう」「身体はかならずよくなる。時間がかなることを理解しよう」「不安はそっとしておこう。自分で不安を大きくしなくていい」僕の心は強くなる。今日も、明日も、だんだん強くなる(暗示のようなもの)」「また幸せな日々がくる。今はそのためのプロセスだから、乗り越えよう」・・・30や40タイプは録音しました。不安に思ったことを乗り越えるために録音しては、聞きました。

これは少しずつでしかないのですが、心が前を向くきっかけにはなりました。やってよかった対処です。

ビタミンなどのサプリメントを積極的にとる

私の場合、脳の機能が(神経機能?)あきらかに低下しているという自分なりの変な確信がありました。デパスで依存したこともありますが、医師によると薬によりダメージは脳がひどくアルコールでダメージを受けるのに似ているそうです。間違いなく、私の脳はダメージを受けていました(そう信じてました)。そして深いダメージを追うと、修復し戻ってくるまで3年はかかるという医師もしました。実際に私は3年かかりました。

ビタミンは総合サプリデ補っていました。ですが、総合サプリはそれぞれが少量ずつ含まれていますので、私の場合、神経修復ビタミンとしてB12を多めに自らとりました。最悪期から2年を迎える頃、さらに神経を元にもどすために、ビタミンB12を医師に処方してもらい1日1500マイクログラム飲みました。これだけの量になると市販サプリでは無理なので、メチコバールというB12の薬を出してもらうことにしました。

すると、少しずつ楽になったのは事実です。なにか、カチカチに固まっていた脳が少しずつゆるんでいくような感覚。数ヶ月かけて前進するのを感じる程度で、カメのようなゆっくり感です。ですが、これは効きめはあったと思います。

他に気をつけて摂取したのは、ビタミンB6(Bコンプレックスでも摂取)、ビタミンD(これも良かった気がします)、ビタミンC(これはストレスには必須です)、ビタミンAとE(ビタミンCと共に大事です)、カルシウムとマグネシウム(うつ病には必要とも言われます)・・これらを総合的に不足なく毎日摂取しました。その上でB12は特に補強したというバランスです。

大塚製薬 ネイチャーメイド スーパーマルチビタミン&ミネラル 120粒

即効性はまったく感じませんでした。しかし、飲んでいて慰めにしかならなかったというわけでもありません。特に前述にとおり、B12は私の場合いい選択でした。

他に、サプリではないですが気をつけて飲んだのが、アマニ油とココナッツオイル、ポロポリスなどです。効いたかどうかといえば差ほどではないかもしれません。ただ、アマニ油はオメガ3が取れて脳にもいいという報告もありました。飲んでいて時々、硬くなった頭が少しほぐれる気持ちもありましたので、飲み続けました。ココナッツオイルとプロポリスは直接的に効果はわかりません。プロポリスは私のような重度の病状だと効き目はないかもしれませんが、時間が経過して軽くなった状態なら気持ちを楽にするときもありました。

また睡眠導入剤はデパスでひどい目にあってから飲まなくなりましたが、さすがに不眠はいつもあったので植物性の市販のもので代用しました。これは、自分にあったものがみつかりよく効きましたし、その効果に不安を緩和したり動揺を抑えたりする効果もあったので、この植物性の健康食品はとても助かりました。もしこれがなかったら、と思うとゾッとするほどです。

できることを何でもやった思い出

とにかく治りたい一心で、なんでもやりました。お金と時間のある限りですが、なんとかしてもがきました。今思えばそれほどつらかったのです。

自律訓練法/これは自律神経を自分で調整する方法ですが、劇的効果は私はなかったです。ただ身体の力を抜いたり寝る前にやって体が楽になるなどの効果はありました。次の本はタレントの立原啓介さんが書いた本ですが、優しく録音された付録のCDがとても約に立ちました。結構使えると思います。

立原啓裕の「自律神経安定法」(Kokoro books)

爪もみ療法/つめをもむことで、即効性があるリラックスが得られます。これは副交感神経を刺激して身体を半強制的にリラックスさせてしまえるという隠れた手法です。これは役立ちました。もちろん、これで一気には治りません。しかし、少しだけでも瞬時にリラックスさせられるのは助かりました。

奇跡が起こる爪もみ療法 (ビタミン文庫)

コウケントー光学療法/光を身体にあてることで血流を促進して身全体の活力をあげて免疫を強化、そして自律神経を元に戻すという目的でやりました。非常にお金もかかります。話しでは劇的に効く人もいるようです。私の場合は、そこまで劇的な変化はありませんでした。効いていたかどうかはわかりません。むしろ、血圧が下がったり身体が少し楽な感じがしたりと、うつ病以外の効果は認められました。しかし、身体の血流循環はよくなるので、太陽光線と同じ日光浴ができることを考えると、全身健康には間違いなくいいのだろうと思いました。うつ病だけに特化すると、即効性は私にはなかったです。

コンサルティング/最後になりましたが、これが一番私は効きました。
へんな言い方ですが、即効性もなにもありません。相談がおわっても何一つ病状はかわりません。しかし、素晴らしい助言をもらえたときは、明らかに病気に向かう心に安心と決心と強さが戻りました。これをやっていけば治れるんだ、また必ず幸せな日々がくるんだ、という確信をもらえたときは、薬や他の対処法以上の効果があったと思います。

その意味では、自分自身を強くしてガッツを取り戻して必ず病に勝てる、勝ってやる、と思わせてくれたコンサルティングは最も治癒に効果があったのだろうと思います。

やはり人に理解しもらえること、そして自分で納得すること、必ず病に勝てると確信すること、これに勝る対処法はないように「私の場合」しみじみ感じました。

何故この病になったかもう一度知る。そして原因に対処する


脳の機能を正常化前に書きましたが、このうつ病・不安症・自律神経失調症・心身症などは、突然感染して起きる病気ではありません。自分の過去の生活が、長いあいだ鬱積してきて発病します。他にもいろいろ原因はあるでしょう。しかし、多くの患者がストレスと喪失感の中で長く耐えてきて、ついに耐えられなくなった限界でこの病気にいたるのではないでしょうか。私は、そうでした。

だからこそ、みんなこの病気になった原因を忘れてしまうのです。闘病で精一杯なのもあります。しかし、あまりに昔のことで、さかのぼれないくらい原因はずっと続いてきたはずです。

原因を思い出しましょう。その原因をしっかりしれば、逆にそれを克服してやれるならこの病は治癒に近づきます。いくら薬を飲んでも、原因がまだ残っていれば治りきりません。

原因をしればそこにさかのぼれます。それを取り去れば、時間はいくらかかっても治るのです。取り去るには、いままでかかった時間と同じ時間が必要かもしれません。もしかしたら、対処法がわかればすんなり治れる人もいるかもしません。

私の脳は、長い間のストレスでつかれきってしまっていました。疲れさせたのは私自信です。自分の脳を酷使したのです。不安を持ち続けたり、希望を忘れたり、生きがいを失ったり、そうして自分の脳につらさや暗さを常時与え続けた結果、私はうつ病を発症し、自律神経が狂い、体中がおかしくなってしまったのを知りました。

単に、自律神経を正そうとしても治りません。単に、不安を忘れようとしても治りません。でも、私が自分が社会で生きる意味と目標をもったとき、身体と心の歯車がかみ合い動き出し、乱れていた自律神経は整い始め、沈みきって停滞した脳の活動が、また正常に戻り始まったのだと思います。しかし、そこから治りきるまではまた長い時間がかかりました。

もう一度、自分の病の原因を知りましょう。見つめなおすのは、勇気も要ります。しかし、そこから乗り越えることもできます。そこから原因をさりげなく忘れていくこともできます。しらないまま原因と共存していることをやめてみてはどうでしょうか。

治っていく第一歩になると思います。

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