アートの癒しパワー

モーツアルトの癒し バイオリン協奏曲5番

美しき瞬発力と流れる水のようなのバイオリンの音に心を癒す

モーツアルトのバイオリン作品では名曲が多いですが、このバイオリン協奏曲5番はトルコ風の面影を引き出している作品です。人気も高く、演奏家にはしばしば演奏されます。この作品の癒しは、あくまでバイオリンの音を聴き続けることです。周りの楽団の音ももちろんモーツアルトのすばらしい完全な音響を奏でますが、癒しという点でいえば、ぜひバイオリンの音を追いかけてみることをお勧めします。

次第に、バイオリンの音の強弱が耳に優しく響いてくるようになります。特に第二楽章のバイオリンの優雅な包み込むような音響に身を任せていると、まさに癒しの心が自分でわかるようになるはずです。バイオリンはしばしば悲しさを奏でますが、モーツアルトのバイオリンの音色は悲しさよりも、優雅さと気品、そして天才の声、神の声とすら、聞こえてきます。それは、神が与えた才能だけが創りだす究極の美でもあるのです。まさに美に癒されます。

 

上の動画は、今では世界的なバイオリニストとなったジャニーヌ・ヤンセンです。ジャニーヌ・ヤンセンは1978年オランダに生まれ、1997年にアムステルダム・コンセルトヘボウにデビューしたのを皮切りに1999年にはカーネギー・ホールにデビュー、2000年ゲルギエフ指揮キーロフ歌劇場管弦楽団と初共演、同年東京でゲルギエフ率いるロッテルダム・フィルとの共演で日本デビュー。2002年にロンドン・デビューで大絶賛され、直後にデッカ・レーベルと契約を結びました。深くまろやかな音色と、作品の内奥に迫る豊かな音楽性で世界各地の音楽ファンから熱い注目を集めています。